署名ご協力のお願い

全国からお集まりいただいた総勢300名のパドラーの皆さん、陰ながら応援してくれていた皆さん、そしてスタッフの皆さん、本当にありがとうございました!

至らない点も多々あったとは思いますが無事Fujikawa Free to Flow vol.3 を終えることが出来ました。一つ一つ改善しつつ次に繋げていきたいと思います。

そして、富士川流域の明るい未来のために我々はまだ足を止めるわけにはいきません。次は皆さん一人一人の賛同してくれる声・思いを直接、署名という形で届けていきたいと思います。ぜひご協力下さい。

※署名後、募金案内の広告が出ますが、Free to Flow実行委員会に寄付されるものではなく、署名サイトに入金されるものになります。入金の必要はございませんのでご注意下さい。

※印刷してご使用下さい。記入いただいた署名は、郵送またはスキャンしたものをデータで実行委員会までお送り下さい。

〜富士川に自由な流れを取り戻そう〜

水がなければ生きられない

空気がなければ生きられない

誰も水も空気も作れない

ならば森を守ろう

川を守ろう

海を守ろう

自然なしに誰も存在すら出来ないのだから

Nothing nothing more simple than that

2022年12月11日(日)開催

  • 集合場所 ナチュラルアクションアウトドアツアーズ
  • 受付開始 8:00 解散予定 16:30
  • 参加資格 小学1年生以上(身長100cm以上)
  • ラフティング定員 140名 
  • 個人参加 無制限(SUP・カヤック等持ち込みの方)
  • 参加費 Free(ラフティング参加者は500円+チップ制)
  • 持ち物 水着・タオル・濡れてもいい靴
    • レジャー椅子または敷物のご用意もお願いします
  • あると便利なもの メガネバンド・グローブ
  • 昼食 各自ご持参ください
    • 当日はキッチンカーの出店もあります

SUP ・カヤック等、持参して参加をする方

イベント当日は、ご自身でSUP・カヤック等をスタートポイントに準備していただき、ゴールで回収していただきます。必ずこちらをお読み下さい。

新型コロナウィルス対策ガイドラインはこちら

FUJIKAWA Free to Flowとは

2年に一度、発電用に取水された水が富士川に戻り、富士川が本来の姿を取り戻す日があります。

そんな日に、自然や富士川を愛するみんなが集まって、ラフティングやSUP、カヤックなどで川下りを楽しみ、焚き火を囲み富士川の理想の姿を語り合う1日、それが【FUJIKAWA Free to Flow】です。

富士川流域の自然と人が共生する、幸せな未来に繋がる小さな一歩になれたらとの思いで始まったこのイベントも、今年で3回目。年を追うごとに参加者も増え、盛り上がりを見せています。

川でのアクティビティが初めての方や、体力に自信のない方、女性や子供など、どんな方でもラフティングボートに乗りご参加いただけます。ぜひお気軽にお問い合わせ下さい。

タイムスケジュール

AM 8:00

受付開始 着替え準備

AM 9:00

スタートポイントへ移動

当日は混雑が予想されるので、準備できた方から順次スタートポイントへ移動していただきます。

AM 10:00

川下りスタート

2年に1度の特別な日、ワイルドな富士川を楽しみましょう。

AM11:45

サツキマスの稚魚の放流

一番に河川環境を良くして欲しいのは魚たちなのかもしれません。

PM 12:00

ゴール 移動と着替え

PM 12:30

お昼休憩

当日、キッチンカーの出店があります。

PM 14:00

富士川の未来について語ろう

ディスカッション形式で進めていきます。

PM 16:30

閉会式、解散

自由解散になります。まだまだ喋り足りない人やゆっくりしたい人は残っていただいて構いません。

Story

日本三大急流としての富士川
私たちの故郷である富士川はかつて三大急流に数えられ、尺鮎と呼ばれる大きな鮎が釣れる川として知られていました。江戸時代から富士川舟運が盛んになり、米や塩を運ぶ物流の要として数百艘もの高瀬舟が富士川を往来し、流域の集落は宿場町として繁栄を極めました。
戦時期と水利用
昭和に入ると国鉄身延線の開通により富士川舟運の歴史は幕を閉じましたが、時代は太平洋戦争に向けて大きく動き始め、零戦などの材料となるアルミニウムを製錬する為の電力源として富士川の水は利用されるようになりました。
山梨県南部町の十島堰では毎秒75トンの取水が昭和18年から一民間企業に許可され、中下流部の河川環境や生態系に大きな影響を与えています。
河川法の改正と河川維持
当時の時代背景を考えればこの巨大な水利権も国策として重要だったのだと思いますが、1997年に河川法の改正があり、それまでの治水・利水に加えて環境という柱が河川行政の目的に加わりました。最大の特徴は河川環境を維持・保全する事で、河川維持放流の義務付け、河川生態系や植生の保護・育成、河川を一般に開放し環境教育やレジャーの場所として積極的に活用し観光資源に寄与する事が【川】に求められるようになったのです。
届かない声
改正から17年、富士川に水利権更新のタイミングが訪れました。少しでも声が届けばとの思いで当時の国土交通大臣や甲府河川国道事務所長宛に、富士川下流域における河川環境改善の為の要望書を提出しました。
河川法改正後、更新時期を迎えた筑後川や四万十川、7トンから40トンへの大幅に河川維持流量が引き上げられた信濃川に続き、富士川にもやっと水が戻って来ると期待しましたが、富士川河川整備計画に明記された【適切な河川流量の確保】は実行されず、知らぬ間に2032年まで河川維持流量は設定される事なく水利権が延長されていました。
死の川となった富士川
2010年前後から富士川で極端に鮎が釣れなくなった事を危惧して、調査を行なった河川生物調査事務所の報告書には、「富士川は鮎にとって死の川と言われても仕方のない状況」と報告されてしまうほど富士川から生物の気配が消え、同時期120年間桜えびの主な漁場で、産卵場所でもある富士川河口沖では10年前の10分の1にまで漁獲量が激減しました。
水は命そのもの
言うまでもなく、川は川だけで存在している訳ではありません。川は森からの栄養を川や海の小さな生き物に届け、それが基盤となり流域の豊かな生態系が形成されているのです。
川は地球の血管だとも例えられますし、水は命そのものです。何十キロも陽の当たらない導水管を流れて来る水にどれだけの栄養があるのでしょうか?
流域の未来のために
かつて流域に活気と繁栄をもたらし、南アルプスや富士山から駿河湾に広がる豊かな生態系を支えてくれていた頃のように、故郷の富士川が将来に渡り富士川らしく在り続けられるよう、日本三大急流の名にふさわしい流量を川に戻していただきたいと強く望みます。
『富士川 Free to Flow』が、自然と人が共生する、みんなの故郷の未来のあり方を考えるきっかけになればと願っております。

【富士川 Free to Flow】を開催する2022年12月11日は2年に一度行われる導水管の点検に伴い発電用水が川に戻り、富士川が本来の姿を取り戻す日です。当日は川や自然を愛する沢山の皆さまと川の上でご一緒出来たら嬉しいです。

アクセス

□ナチュラルアクションアウトドアツアーズ

住所:静岡県富士宮市内房2193-8

駐車料金はかかりません。当日は混雑が予想されますので、大きく間隔を空けての駐車はご遠慮下さい。

新東名新清水ICから車で15分

東名富士川SAから車で15分

Free to Flow 2022 チラシ

主催:富士川 Free to Flow 実行委員会